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楽天KOBOタッチの使い方が難しいという口コミが出た理由を調べてみた [事務・文具]

あの楽天が鳴り物入りで発表した電子書籍サービス「kobo(コボ)」ですが、7月19日にスタートして以来、うまく使えないというユーザーが続出、しばらく混乱が続いたようです。

koboに興味があるが、自分に使えるか分からないから・・・、という方にちょっと予備知識を。

★そもそもkoboってナニ?

「kobo Touch(コボタッチ)」という電子書籍端末と、「koboイーブックストア(コボストア)」という電子書店を組合わせた、電子書籍サービス全体を「kobo(コボ)」と呼んでいます。

ユーザーは
・コボタッチを買う
・インターネットに繋いで、コボストアから電子データの本を買う
・コボタッチ上で本を読む
という使い方で、本を読むことができます。

コボタッチは、大きさ:114×165×10mm(厚さ)、重さ:185gの端末です。官製はがきが(100×148mm)ですから、一回り大きい感じです。

この中に、約1000冊の本のデータをストックすることができ、内臓電池で約1ヵ月の連続駆動ができますから、一度ダウンロードすれば、電池の心配なく相当期間楽しめることになります。

画面はバックライト無しの、白黒画面です。白いバックで、明るいところほど良く映る、そこそこ暗いところでもちゃんと読める、を実現しています。

★立ち上がりで何が問題だったか?

コボタッチ買ったら、パソコンに設定用のソフトをインストールし、端末をつなげてアクティベーション(端末認証)しないと同端末を使うことができません。スマートフォンのiPhoneと同じ仕組みなのですが、この一連の作業がうまくできないユーザーが相次ぎ、混乱と批判が広がってしまった、ということです。

これには、楽天側のミスもあって、コボタッチ販売前に配布した設定ソフトのバージョンが古く、アクチベーションやデータのダウンロードに不具合があったようです。

現在配布されている設定ソフトは、そういう問題はありませんので、初期のようなトラブルは無いと考えます。

★わたしにも使えるのか?

しかしながら、だれでも簡単に使えるか?というと、そうは言えません。世の中には、ケータイでつまずく人、スマホでつまづく人、パソコンでつまづく人など様々な人がいます。

よって、iPhoneのようにある程度パソコンに親しんだ若者よりも、広い層のユーザーが想定されるコボタッチでは、つまずく人が出るのは当然と言えます。

実際、楽天三木谷社長はこんな発言をしています。
「コンピューターリテラシーが低い方にとって初期設定は、多少難しいところがある。」と。

楽天では、このアクチベーションを、パソコン接続無しに無線LANからできるようにするサービスを、8月上旬にリリースする、と言ってましたが、実際にどうなったのかは未確認です。

なお、アクチベーションとダウンロードさえ乗り越せば、使い方はスマホよりずっと簡単で分かりやすい、との評判です。

★買ってはいけない人

いくら無線LANになっても、そもそもパソコンに不慣れな人が無線LANで簡単になるとは思えないので、パソコン不得手を自称する方は、少し世間に普及して、お友達にユーザーができてからお買いになるのがいいかと思います。





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